診療のご案内

痛みの治療

初診・再診 月~金 午前中 (2011年7月より火曜日休診)
対象疾患 各種疼痛性疾患 (頚部痛・腰下肢痛を始めとする運動器疾患、帯状疱疹後神経痛・三叉神経痛などの神経障害性疾患、癌性疼痛 など)、顔面神経麻痺、顔面痙攣、多汗症
治療方法・器具 各種神経ブロック(透視や超音波ガイドなど)、低出力レーザー、TENS、電気鍼、投薬(漢方薬を含む)

ペインクリニック外来は平日午前中に行っています。1日の受診人数は20~50人程度ですが、外来ベッド数が5床なのでお待ちいただくことも多く、受診される方々にご迷惑をおかけしております。ペインクリニック専門医は常勤2名、非常勤1名がおり、診察・治療・後進の教育にあたっています。担当となる主治医は決まっていますが、大規模な外来ではありませんのでチームとしてスタッフ全員が患者さんの治療にあたれるように、カンファレンスを開いて患者さんの状態把握に努めています。

ペインクリニックの分野は扱う疾患が幅広く(原則的には痛みがあればどのような疾患でも対応いたします)、そのため必要な診療科と連携して治療にあたることが多くなっています。例えば運動器疾患であればリハビリテーション科に依頼して指導をお願いしたりしています。これは痛みを緩和しつつリハビリテーションをすることが、生活の質を保ち、最終的には治癒率や社会復帰率を向上させるためです。そのほかにも痛みの原因がはっきりしている場合には、対象となる診療科に受診を勧めさせていただいております。

当科では外来治療を原則としていますが、入院治療も行っています。入院期間についてはなるべく2~3週間以内でお願いしております。これは入院生活が長いと活動性が落ちてしまうこと、かえって痛みが気になってしまって難治になってしまうことなど入院生活による欠点が生じてくるためです。そのため、痛みが緩和されなくてもいったん外来治療に切り替えさせていただく場合があります。

ペインクリニック外来についてのお問い合わせは平日であれば随時承っておりますので、痛みで困っていらっしゃる方はぜひ一度ご相談ください。

  • エコーガイド下ブロック
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  • ガッセル神経節ブロック
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  • 診察治療
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