後期研修

後期研修

菱山　壮平

今年４月、麻酔科に入局し、後期研修がスタートしました。研修医の時、選択実習も含めて６ヶ月麻酔科で研修を受け、その際に感じた麻酔の面白さ、学問的魅力を胸に日々頑張っています。山梨大学麻酔科の特徴は、教育・指導の良さです。各専門分野でオピニオンリーダーとなるようなベテランの先生から日々麻酔学に研鑽を積む若手の先生まで揃っていることが強みだと思います。日々、麻酔管理をする中で、毎回新たな疑問や発見が出てきます。例え同じ手術方法であっても、患者さんが違えば全く別の麻酔管理が必要となるからです。そのような時は、ベテランの先生に指導してもらったり、学年の近い先生に相談したりしています。多くの人に指導してもらうことで、偏りが少なく、広い知識や技術が身に付くと感じています。麻酔は、個人プレーの部分とチームプレーの両方を併せ持ちます。個々人の知識や技能が大切であるのはもちろんですが、チームワークもとても大切になります。うちの麻酔科は、チームワークもとてもスムーズです。研修医の頃もチームの一員として責任ある仕事を任せて貰えます。
忙しい毎日ですが、楽しい日々でもあります。出来なかった技術が出来るようになったり、新しい知識を得たりする充実感や周術期の患者さんの全身管理を行うことでより安全に、より確実に快方へと導いていくことにとてもやりがいを感じています。